NB8のお客様からクラッチ交換とタイミングベルト交換を依頼されました。クラッチはディスク・カバーは純正でフライホイールをSTDの6.3kgに交換します。
入庫時に半クラでつなぐとクーと異音が出ているのが気になりました。早速、ミッションを脱着し、クラッチカバー・ディスク・フライホイールと外します。パイロットベアリングは手で回らない状態。これが異音の原因です。
ミッションはスチーム洗浄し、MTフロントカバーを脱着してオイルシールを交換します。
MT側、準備完了。
クランクテールオイルシール交換後、フライホイール・ディスク・カバーの順で取付しミッションを搭載してクラッチ交換が終了。
続いてタイミングベルト交換に入ります。分解していくとこれ。ウォーターポンプから水漏れ発見！
交換する物をすべて脱着し清掃します。
後はどんどんと組み上げていきます。サーモハウジングやサーモケースはウエットブラストで清掃。タイミングベルトの張りを気を付けて組付け終了です。LLCを入れ水が回り電動ファンが回るのを確認後、オイル漏れ・水漏れの点検をしてすべての作業が終了です。（福井県坂井市在住のお客様）