2024.08.08 | 整備の報告
NB6・オイル漏れ修理(愛知)
NB6のお客様からオイル漏れがあるので見てほしいと相談を受けました。B6エンジンに多いヘッドガスケットからのオイル漏れで、ヘッドを脱着するならタイミングベルト系も一式交換した方がいっぺんに済みますよとご提案をして作業をする事になりました。
早速作業に入り、シリンダーヘッドを脱着します。見にくいかもしれませんが4番側からたれているのと、ブロック横の部分も全体にオイル漏れの後が残っています。 ブロック上面を清掃した後、ひずみ測定をして基準値以内でしたのでピストン上部のカーボンを綺麗に落とし準備OK!! シリンダーヘッド側もオイルストーンで清掃後にひずみ測定。こちらの方も基準値以内でしたのでそのまま作業を進めます。 シリンダーヘッドをブロックへと搭載し組み付けをしていきます。サーモハウジングやサーモケースはウエットブラストで清掃します。 後はクランクフロントオイル・カムオイルシールを交換後、ウォーターポンプ・サイドハウジング・タイミングベルトを順に取り付けしたいき、タイミングベルトの張り調整を確認してすべてのパーツを取り付け。オイル漏れ・水漏れを確認して作業終了です。(愛知県名古屋市在住のお客様)