2024.07.11 | 整備の報告

NB6・エンジンオーバーホール(京都)

NB6のお客様から車検が切れるタイミングで車を置いていくのでエンジンオーバーホールをお願いしたいと依頼されました。内容は基本オーバーホールでどうせならパワーも少しほしいと言う事でアイテムを支持されお話をしながら決定しました。

リフトが空いた所でエンジン・ミッション付で下ろし、ミッション脱着・エンジンとサスペンションメンバーを脱着しエンジンスタンドへとセット。後は順にばらして行きシリンダーブロックはボーリングへと。2~3週間くらいで戻ってきました。ブロックをスチーム洗浄してバンバンにエアーブロー。その後、組み付けに入ります。クランクシャフトの曲がりは基準値以内でパワーメタルを使用して組み付けします。

ピストンはMahleパワーピストンB6基本OH用でボーリング・ホーニングをしてもらいコンロットは軽量パワーロッド(H-BEAM) 標準ストロークを使用。重量を測定しましたがほぼほぼ同じ重量でバランス取りは不要。すばらしい!!

クリアランスを測定し、パワーメタルを使用してピストンを挿入します。

オイルポンプ・オイルストレーナーを取り付け、ウエットブラストで清掃後のオイルパンを取り付けすれば腰下の完成です。この続きは次回のブログで紹介します。(京都府京都市在住のお客様)

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