NA8・エンジンオーバーホールその弐（鹿児島）

前回のブログは腰下までの組み付けでしたのでその後、作業をどんどん進めて行きます。

シリンダーヘッドが加工屋さんから戻ってきました。ヘッド側のシートカットとバルブリフェース・修正面研をお願いしていましたが、エキゾースト側の当りが悪く仕方なくEXバルブを新品にする結果となってしまいました。バルブシール・バルブスプリングと組み付けして行きます。

ヘッドを乗せ、カム・タイミングベルトと組み付けします。ラッシュアジャスターを使用せずソリッドリフターでインナーシム調整をします。カムはNB8C前期用IN 252度/EX 256度を使用してスライドプーリーでバルタイ調整をします。

シム調整とバルタイ調整が終われば後はどんどん組み上げていくだけです。エンジンスタンドでの組み上げは終了。

組み上がったエンジンをサスペンションメンバーへと移動させクラッチ系・ミッション・エキマニと組み付ければ搭載までの作業は終了。

車両へと搭載し、順に組み上げして行きます。同時進行でサブコンのラピッドを取り付けします。

いきなり回すのは怖いので、少々ならし運転をした後、シャーシダイの部屋へ移動。現車セッティングをします。最終結果は163.4psの19.1kgmとなりました。いや～、エンジンはとても軽く回りパワーも出ていましたね！！（鹿児島県鹿児島市在住のお客様）