エンジンオーバーホールの続きです。
シリンダーブロックボーリング加工・クランクシャフト曲がり修正&ホーニング・シリンダーヘッド修正面研が出来上がってきましたので組み付けに入っていきます。
まずはシリンダーブロックにメインメタルを両端だけセットし、クランクシャフトを乗せダイアルゲージで点検します。OK完璧です。
パワーメタルメインを使用しオイルクリアランスを測定しクランクシャフトを取り付けします。
ピストンはB6ハイコンプ0.25オーバーサイズで、ピストン・コンロッドと重量を測りバランス取りをした後、ピストンリングをセットします。
ピストンをシリンダーブロックへ挿入しパワーメタルロッドを使用してオイルクリアランスを測定し取り付けします。その後、オイルポンプ・オイルパンと組んで行きます。
シリンダーヘッドはポート段付きを落としてバルブのすり合せをした後、バルブステムオイルシール・バルブスプリングと組み付けします。
ヘッドが出来上がったのでメタルヘッドガスケットを使ってヘッドをブロックへと載せ、FカムシャフトNA6/NB6用を組み付けしバルブクリアランス調整とバルブタイミングの調整をします。
オイルパン・インマニ・ヘッドカバー・サーモハウジングは時間がある時にウエットブラストできれいにしておきましたので、後はどんどんと組み付けていくだけです。
とりあえず中偏はここまで!次回後編に続きます。