NA8のお客様からオイル漏れ修理を依頼されました。他社でタイミングベルト交換時にクランクフロントオイルシールを交換してもらったがオイルパンをつたって漏れているとの事。まずは現車確認からですと入庫をしてもらい確認。よくあるオイル漏れでオイルパン前からと後ろ側（ミッションとの境部分）からオイル漏れを確認。クランクテールオイルシールを交換するためミッションを脱着するので、ついでに軽量フライホイールとクラッチを交換する事になりました。
まずはミッションを脱着。フライホイールを脱着するとオイルパン後ろのガスケットからもオイル漏れがあり。とりあえず、クランクテールオイルシールを交換し軽量フライホイール・クラッチディスク・カバーと取り付け。
ミッション側はスチーム洗浄後、フロントカバーのオイルシールとガスケットを交換後、レリーズベアリングを取り付け。
ミッションを車両へと搭載しクラッチ系は終了。
次はオイルパンを脱着。前後のガスケットを交換します。
脱着したオイルパンをウエットブラストで清掃します。
清掃完了。
オイルパンガスケットを交換し、液体パッキンもバッチり使ってオイルパンを取り付けます。
エンジンマウントも同時に交換する予定でした。案の定、両方とダメでした。
エンジンマウント取替後、ステアリングギヤボックス付きサスペンションメンバーを取り付けしエンジン始動。オイル漏れを確認し作業終了。
最後に初回限定でアライメント調整をしてすべての作業が終了です。（愛知県名古屋市在住のお客様）