2016.12.30 | 整備の報告
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エンジンオーバーホール(愛知)

  車はNA6CEで走行距離は196000km。 NB6の中古エンジンを探しそれをベースに出来る所まで仕上げ、お車を入庫後移植から載せ換えと一挙に仕上げます。 ベースとなるエンジンの走行距離が104000km。 分解し、一番重要なクランクシャフトの測定からその他測定。 オイル消費をなくすためシリンダブロックはボーリングし、ピストンはハイコンプのオーバーサイズに!! NB6のエンジンはピストンとコンロッドが圧入のため、中古のコンロッドを使用しピストンやコンロッドの重量を測りバランス取りをします。 ピストンとコンロッド、ピストンリングを組み付け準備。 準備できた所で腰下の組み付けです。 メタルはメイン・ロッドともパワーメタルを使用し、クランクシャフト・ピストンとブロックに組みます。 オイルポンプ、オイルパンと取り付けていき腰下は完了。 シリンダヘッドは分解し、バルブ・バルブスプリングと清掃。 本体も一度、メタルクリーンに付けカーボンを落としポートもザラザラ部分をさらっと研磨。 バルブステムオイルシールを交換、バルブすり合わせもエアーラッパーでおこない組み付けです。 後日、お車入庫で早速エンジン・ミッション・サスペンションメンバー付で車両から下します。 ミッション、エンジンと切り離していき、移植に入ります。 ベースエンジンはNB用ですのでカムシャフトやクランク角センサー等をオーバーホールエンジンに組み付けしていきます。 タイミングベルトやウォーターポンプと新品部品を取り付けます。     ベースエンジンはNB用ですのでカムシャフトやクランク角センサー等をオーバーホールエンジンに組み付けしていきます。 タイミングベルトやウォーターポンプと新品部品を取り付けます。   今回はここまで。 次回のブログへ続きます。