Drive Map
- お店を出ると地元の人しか通らない様な山道(詳しい道順は、伊藤自動車にお尋ねください)を北西へ。しばらく走ると、長いトンネルを潜る。こんな山奥へ行って大丈夫なのか?と考えだすか否かのタイミングで、少し拓けた場所に抜けた。そう、ここがすでに谷汲山華厳寺の入口。
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伊藤自動車から10分もロードスターを走らせると、谷汲の入口が見えてくる。道中も楽しいドライブコースで目的地まであっという間。
- 伊藤自動車からの距離では、エンジンも丁度暖まったか否かのところ。広い駐車場にロードスターを停めて、谷汲探索。駐車場の車種チェックを行ってみたが、この日はミニバンとセダンの中に、BMWのZ4とポルシェボクスター、ダイハツコペンの3台のオープンカーを発見。
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大収容量の駐車場は、イベント時期のみ500円を取られる。それ以外は、無料となる。
- 谷汲山へ遊びに来て、しみじみ感じたのは、「何度も足を運びたくなる」ことだ。それが、ナゼなのかを振り返ると、やはりこの参道が恋しいのだろう。全長約1Km弱のゆるい上り坂を歩いて行くと、様々な誘惑に出会う。「まずは、お参りをしてから・・・」と思いつつも、ついついつまみ食いをしてしまったり、お土産をキープしてしまったり・・・。本堂に辿り着く頃には、口の周りにはソース、片手にはビニール袋をぶら下げて御本尊に手を合わせているなんてことは当たり前の光景だ。これが、恋しさの根源だと思う。
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平日でも沢山の参拝客で参道はにぎわう。
- 谷汲山に行ったら是非食べてもらいたいのが、このカツ屋さんの「生椎茸フライ」。地元産椎茸のぷりぷり感と、サクっとした食感が絶品。あつあつ生椎茸フライにソースをかけていただいてください。この椎茸、地元の原木づくりというだけあって、旨みがギュっと詰まっていて、とってもジューシー。更に注目の美味しさ理由は、"椎茸の軸"。お店の人曰く、「ホタテの様な食感」で、一度食べたらまた食べたくなる一本です。生椎茸フライ:一本200円。
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愛そうのないお兄ちゃんだが、味は絶品。
- 三枡屋(みますや)のういろは、もちもちの食感で、甘すぎない上品な味わい。"自然食材からできている感"が、一口目から感じられます。お店は参道商店街の丁度中間辺りに位置し、平日は、営業していないこともしばしば。営業していても、あっという間に売れてしまうので、食べてみたければ、買える時に買ってしまった方が良さそう。
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あっという間に売り切れしてしまう「ういろ屋さん」。地元の人たちが並んで買うくらい有名な手作りういろは、600円。行ってまだ売っているなら即買いだ。
- 参道に立ち並ぶお店としては、本堂に一番近い所に位置する(仁王門手前)お店、「富岡屋」。古い歴史を感じさせ、旅情をかき立てるお食事処だ。岐阜の山奥に来たなら、こんな雰囲気を味わうのも旅の醍醐味のひとつだろう。ここ「富岡屋」で昼食をいただくことにした。
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お店の奥には、立派な中庭のあるお食事処。美人女将も笑顔でお出迎えしてくれます。
- 谷汲は、椎茸が有名。という先入観から、迷わず焼椎茸定食1,000円を注文。昼食にしては、ちょっとお高めだが自然食材満載。「す~っ」と身体に染み込んで、身体が浄化されるような感じ。椎茸は、大きめで「プリっ」とした食感に、旨みが「ギュっ」と凝縮。谷汲山入口近くに椎茸の栽培所があるので、この定食と同じ椎茸を自宅で食べたいなら、立ち寄ってお土産にも最適。その他、田楽定食:900円、きのこ丼:700円、みそおでん:300円等。
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質素な食材ばかりだが、たまにはこんなのもアリかも。
- 仁王門は、その名の通り、門の左右に仁王像が備わる。この門をくぐると、景色は一転、趣きのあるお寺の雰囲気を漂わせ、大小様々な院や御堂が立ち並ぶ。参拝者の歩く石畳の形状もここから小ぶりのものに変わる。参道の左右には灯籠群、そして、木々の緑がその上から重なるゲートは、なんとも言えない囲まれ感を演出。この時点で、「来てよかった」というような観光地に訪れたときの"良し悪し"の"良し"がピークに達した。旅は、目的地までに、どれだけ"わくわく"するかで、旅の良さを計っているように思う。
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入口から歩いて10分程の参道中腹には、立派な仁王門がある。ここから先は、お店など無く、灯籠が立ち並ぶ。
- ゆるやかな参道を登り続けてようやく本堂が見えてきた。ここまで普通に歩いても20分位は掛かる。しかし、ここに来て最後の急な階段を登らなくてはならない。最後の試練。健康ブームが叫ばれる昨今だからか、信心深いのか、ご年配の方々が階段をスイスイ登っていく。「まっ待ってください・・・。」天にそびえる本堂、「あぁ、あそこが極楽浄土への入口?」などと、訳の分からないことを言いながら、果敢に最後の階段登りへトライ!
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この階段を登ると、ようやく本堂に辿り着く。
- 谷汲山華厳寺は、西国三十三箇所の札所寺院の最後の地。近畿2府4県と、この岐阜県の霊場を札所とし、この「巡礼行」を全うすると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされる。現在のスタンプラリーのようなものか???
更に、本堂の地下には、「階段めぐり」なるものが存在し、真っ暗闇の中を歩いて回る体験ができる。この中は、本当の暗室(通路)で、伝う壁を頼りに出口まで辿り着くしかない。話によれば、壁には鍵穴があり、そこに触れると良いことがあるとか。カップルで行けば盛り上がるぞ! -
本堂の天井脇には、歴史を刻む装飾。
- 谷汲山を後にして、東へ出ると、「昆虫館」なる不思議なモニュメントの立つ建物を発見。ここは以前、谷汲駅として、名古屋鉄道谷汲線の終着駅だった場所らしい。2001年9月30日の営業を最後に廃駅となり、記念に昆虫館を作ったようだが、正直昆虫に関する情報量は少なめで、「なぜ昆虫?」という言葉を発してしまうくらいの施設。
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蝶を象ったモニュメントを前に写真を一枚。
- 更に東へ行くと、谷汲温泉の看板が見え、そこから北へ少し。温泉は、旅の疲れを癒す"締めのイベント"の大定番で、谷汲山への観光には、是非ともプランに入れておきたい。そんな訳だが、今回は少し早めの時間に入湯。
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大駐車場完備。きれいに手入れのされたお庭の奥に温泉。
- 大人(中学生以上):500円
小学生:400円
幼児(小学生未満):200円
営業時間:午前10時~午後7時
休館日:年中無休(火曜日は旧館にて営業) 効能は、神経痛、筋肉痛、痛風、関節痛等。
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室内には、大理石を敷き詰めた豪華な大浴場、露天風呂、サウナと至れり尽くせりの内容。