ロードスターNA.NBの泣き所は、リヤ側サスのストローク不足。
リヤ側のストロークを20mmアップさせるために専用のアッパーシートを設け、それに伴いケース長・ロッド長を変更。
また、スプリングとシートの間にフリクション低減のためのシートリング゙を介在させ、車高調整時におけるスプリング噛み込みや走行中のスプリング振動による摩擦を極力低減させる工夫が施されています。
バンプストッパーは従来品に比べショートタイプに変更、フリーにストロークする有効性をさらに確保し、20mmアップの仕様変更とリンクさせより充実したバージョンです。
基本設定されているスプリングは F8kg・R6kgをチョイス。
ストリート向けに意識しながらも、コーナーアプローチに於ける粘り強い腰を前提に設定。
ガス圧、シムスタックの見直しを掛け、ストリートに於ける”しなやかさ”を更に追求しながらも、ハイストリート、スポーツドライビングのテイストを大事にするための8kg/6kgのバネレートです。
BCダンパーは乗り易さとダイナミックなステアを両立させたストリートドライブに於ける最高峰サスペンションです。
受 付:月~土曜日(祝日休業)
メニュー | セット価格 | 通常価格 | 部品代 | 工賃 | アライメント |
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ピロアッパーマウント式 | ¥170000(税別) | 180000 | 166000 | 30000 | 20000 |
NBアッパーマウント式 | ¥170000(税別) | 180000 | 160000 | 30000 | 20000 |
BCストリート・NBアッパーマウント式 | ¥170000(税別) | 180000 | 166000 | 30000 | 20000 |
シャフト先端(クリック式)で調整を行います。 新たに追加された専用アルミビレット製のノブは、ロレット加工を施し容易に減衰調整をできるように配慮されています。 幅広い減衰調整は峠~サーキットまで対応可能。 目安としては、ハード方向は基本スプリングレート(F8kg/mm R6kg/mm)に対し+4kg/mmまで対応、ソフト方向は-4Kg/mm(Rはー2kg/mm)まで対応します。 アジャストブラケット(ボトムによる全高調整式)の採用により、ヘルパースプリングを使わなくてもスプリングを遊ばせることなく理想的な狙った車高のポジショニングが可能です。
ロードスターNA.NBの泣き所は、リヤ側サスのストローク不足。 純正サスの構造からして、ストロ-クが確保しにくい面があります。 サーキット仕様に特化するほどに、ストリートでは使わない程の固いスプリングが装着され、結果的にストローク量は小さくなります。 ところがこれをしなやかに柔らかいバネを使って日常的な仕様に近づけるほどにロール量が増え、ストロークの課題がより浮き彫りになります。 最大の問題点は、全長にあります。 フロントの様に長いサスをリヤ側にも使うことができれば良いですが、シャシー取り付け部~ロアアーム取り付け部までの距離は決まっていますので、これを覆すにはアッパーマウントの見直しが有効になります。
アッパーマウントとスプリングの間に、専用アルミビレット製のアッパーシートを採用しています。 スプリングが常に安定してアッパーマウントに着座させるためです。 これにより、スプリングのズレは発生しません。また、スプリングとアルミアッパーシートの間にも専用シートリングを設け、スプリング噛み込みや振動による摩擦損傷を低減させています。
スプリング・ロアシートはアルミ製。 1回転で約2mm上下するピッチとなっています。 アジャストブラケット(ボトムによる全高調整式)との併用で、車高を変えることなくスプリング・プリロードの調整が可能、つまりスプリングの遊びを無くす為だけではなく、アジャストブラケットとの併用で車高とプリロードに対し幅広いセッティングが可能なのです。 スプリングの遊びを出さないようにロアシートをアジャストさせるだけではなく、ロアシートをさらに引き締めれば、より硬いレートを再現できます。車高が上がった分はボトムのアジャストブラケットを使ってローダウンさせる。 つまり、車高調整だけでなくスプリングのレート変更も上手く取り入れて、サスペンションチューニングをお楽しみ頂けます。